CSR・品質・環境への取組み

CSRへの取組み

企業行動憲章

JCCは、独創的技術で社会に貢献し、持続可能な社会の実現を目指す企業として、「企業行動憲章」に則り行動します。
当社の役員および従業員が本憲章の理念の実現に向けて行動することで、企業の社会的責任を果たしていきます。

コンプライアンス

社会から信頼される企業であり続けるためにはコンプライアンスを遵守することが重要です。
JCCでは 経営トップメッセージとして「不正は絶対に許さない 」を 当社、 グループ会社に発信し、役員・従業員一人ひとりがコンプライアンスの重要性を自分事として考え、常に意識し行動することを徹底しています。

内部通報窓口の設置

JCCでは組織的または個人的な法令違反行為等を発見した場合に、当社で働く人通報できる内部通報制度(社内窓口、社外の弁護士窓口)を設けています。
制度の運用においては、通報された情報を取り扱う担当者を指定し限定するなど情報の取り扱いに注意し、通報を行ったことを理由として通報者に不利益が生じないよう通報者の保護を徹底しています。通報を行った事実を含め、通報者に関する情報は事実関係の調査および通報者への状況報告以外の目的には利用せず、厳重に管理しています。

脱炭素(カーボンニュートラル)の取組み

近年、自然災害が激甚化・常態化する等、地球規模での気候変動が生じています。
気候変動への国際的枠組みである「パリ協定」等をきっかけに、気候変動に関する国際的な動きも加速しており、企業においても、事業を通じて社会の持続的な成長に貢献していくことの重要性が一層高まっています。
JCCでは「気候変動対策」として日本政府の温室効果ガス(GHG)排出量削減方針に則り、2050年度に温室効果ガス排出量の実質ゼロの実現に向けて取り組んでおります。

JCC人的資本

当社は、社是「独創的技術で社会に貢献しよう~時を大切に~」、及び、環境理念「子供達(次世代)にきれいな地球を残そう」のもと、当社の事業活動が社会や環境に影響を及ぼすことを認知し、持続可能な社会への貢献に責任をもち、企業活動のあらゆる局面において、常に高い倫理観と社会的良識をもって、誠実に行動します。

安全

当社では、経営トップによる安全衛生方針を定め、従業員が安全かつ快適に健康的に働けるよう職場環境作りに取り組んでいます。

【安全衛生方針 】
  1. 安全衛生の法令及び社内基準を順守し、より一層の安全衛生管理に努めます。
  2. 職場における従業員の安全と健康の確保、快適な職場環境の維持・向上を図ります。
  3. 全従業員参加による安全衛生活動を実施していきます。
  4. 安全衛生活動の実行に当たっては、適切な経営資源を投入し、効果的な改善を継続的に実施します。

労災ゼロへの取組み

KY (危険予知)活動を通じて従業員の安全意識を高め、安全衛生方針に基づき全社で安全対策の徹底を図っています。

職場環境

私たちは、従業員の安全と健康を最優先に考えます。また、従業員がその能力を発揮できるよう、働きやすく充実感を持てる職場環境を作ります。
また、男女の区別なく、すべての従業員が長く快適に働くことができ、活躍できる環境づくりを続けていきます。

健康

定期健康診断の実施・特定健康診断を行っています。

メンタルヘルス

従業員自身のストレスへの気付き及びその対処の支援並びに職場環境の改善を通じて、メンタルヘルス不調となることを未然に防止する一次予防を目的として、ストレスチェックを実施しています。

人財育成

JCCでは、「人財獲得と育成、技術伝承」を重点課題の1つとして、企業の継続的成長において、人財育成の重要性を認識しております。従業員一人ひとりの成長をサポートする教育・研修体系の整備を行うとともに、長く働き続けられる制度の構築と活用を促し、人財の育成と定着を図っております。

女性活躍

男女の区別なく、すべての従業員が長く快適に働くことができ、活躍できる環境づくりを続けていきます。

育児・介護

出産・育児、介護を目的とした休暇・制度を取得しやすい職場環境づくりに努め、従業員が仕事と家庭の両立を図りやすい職場環境作りを行っています。

有給休暇取得促進

有給休暇取得推奨日の設定のほか有給休暇取得推奨月間を設け取得を促すなど、従業員が年次有給休暇を取りやすい環境作りに取り組んでいます。

品質への取組み

JCCは、製造設備も全て自社で設計、製作し、独自の生産技術を確立しています。
そのため、高品質を保ちながらリーズナブルに製品を供給することができます。

品質要求に応えるために

コンデンサ用電極箔及び電極タブ材料は原材料に高純度のアルミニウムを使用しているため、環境などによって品質が変動しやすく、生き物といえるほどデリケートな扱いを要します。そのなかでお客様にいついかなる場合も同じ品質を提供するために、JCCは「アルミ電極箔の専業メーカー」として長年培った経験と、製品設計から量産までに蓄積されたデータを基に、高精度な工程の監視・管理を実現しています。また、お客さまが実際に使われるときに長く安心してご使用いただくための品質改善・向上にも取り組んでいます。

1994年に千葉工場において業界で初めて品質認証(当時ISO9002)を取得、2001年に全社でISO9001認証を取得、2020年に千葉工場を主体にIATF16949認証を取得するなど、生産設備の開発から供給まで、JCCならではの一貫生産体制により、高品質な製品の提供を実現しています。全ての製造ラインが24時間の制御・監視・管理体制をとっており、品質、コスト、納期の全てに納得いただける製品の安定供給を可能にしています。

IATF16949 IATF16949 ISO9001 ISO9001

製造設備を独自に設計して

1957年、アルミニウム電解コンデンサ生産のコンサルタントとして創業したJCCは、創業当時より、「常に進化するアルミニウム電極箔の独創的技術を、スピーディに製品に反映する」という基本方針のもと、アルミ電極箔の生産設備開発・生産も自社で行ってきました。現在、自社ブランドの全ての生産ラインには長年のノウハウと独自技術が詰まっています。

製品設計から設備設計・生産までの一貫体制は、JCCの技術進化の理想的なスパイラルを形成。なぜなら、生産設備を自社開発することによって、スピーディな製品化を実現できるだけでなく、設備の進化を製品の新たな進化へとつなげていくことができるからです。こうした技術の進化と設備の進化の相乗効果によって、多くのお客様に信頼されるJCCのコンデンサ用電極箔及び電極タブ材料を生み出しています。

JCCグループ品質ISO9001認証取得状況

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認証サイト 登録日 登録番号
日本蓄電器工業株式会社 1994年10月28日 JQA-0648
日本軽金属株式会社
蒲原電極箔工場
1996年12月25日 JQA-1509
信英蓄電器箔株式会社 1998年9月11日 JQA-2615
エス・エヌ・ケー株式会社 2025年1月17日 JQA-QMA16877

JCCグループ品質IATF16949認証取得状況

表を左右にスワイプして閲覧できます。

認証サイト 登録日 登録番号
日本蓄電器工業株式会社
千葉工場
2020年10月30日 JQA-AU0398
信英蓄電器箔株式会社 2020年10月30日 JQA-AU0399

環境への取組み

「子供達(次世代)にきれいな地球を残そう」
JCCは環境に配慮した企業活動を行うため、環境理念・ 環境方針を掲げ、実行することを約束いたします。

地球環境保全に対応して

ISO14001 ISO14001

JCCは、創業時から環境保全に真摯に取り組んできました。例えば千葉工場では、アルミ箔を表面処理する際に生じる廃液を、汚水浄化の薬品(凝集剤)製造に有効利用し、無公害のシステムを構築しています。また日本軽金属株式会社との共同事業による蒲原電極箔工場では、水力自家発電の活用によって電力コストの削減と省エネを実現。さらに全てのライン工程で洗浄液を再利用するなど、環境負荷を下げる思想を貫いています。2004年には全社でISO14001認証を取得。環境に配慮した企業活動を行うため、「子供達(次世代)にきれいな地球を残そう」という環境理念を掲げ、実行することを約束しています。

JCCグループ環境ISO14001認証取得状況

表を左右にスワイプして閲覧できます。

認証サイト 登録日 登録番号
日本蓄電器工業株式会社 2004年10月22日 JQA-EM4282
日本軽金属株式会社
蒲原電極箔工場
2003年12月1日 JCQA-E-0511
信英蓄電器箔株式会社 2000年3月24日 JQA-EM0795