コンデンサとJCCの技術

アルミニウム電解コンデンサとは

アルミニウム電解コンデンサとは、電気を溜める役割の電子部品です。 コンデンサは、各種電気回路の整流部・増幅部などに不可欠であるため、AV・OA機器・ストロボ・インバーター回路から自動車・電車まで、非常に広範囲に使われています。

アルミニウム電解コンデンサの電極にはアルミ箔が使われています。
この箔と電解液(ペースト)とが触れている面積が多いほどコンデンサの電気容量は大きくなります。そのため、アルミ箔の表面を電気化学的に拡面加工し、表面積を増やします。これがエッチング技術です。 また、エッチング箔表面には誘電性を得るため、皮膜を形成します。 アルミニウム電解コンデンサはこの二つの技術の善し悪しによって性能が大きく左右されるわけです。JCCはこれらの技術において世界のトップにあります。そして国内はもとより、広く海外にアルミ電極箔を輸出し世界のトップメーカーの地位を確保し続けています。